ESP32概要


ESP32関連のボードは、各メーカーから各種のボードが発売されているので注意が必要です。

下記ボードは、ESP32-WROMM-32Dというボードのピンアサインです。
このボードを標準に使って行く予定ですが、このボードの半額程度のボードも試験使用してみて決定したいと思います。

上記ボードは\1600-程度に対して下記ボードは¥650-程度です。
この様に、まったくピンアサインが異なるので使用に関して注意が必要です。

ボードの使用方法も少し異なるので動画を張り付けます。
BOOT(プログラムの書込みモード)では、SWのシーケンス操作かENとGND間に10μFの電解コンデンサーが必要
しかしUSBポートを認識しなくなったり不安定なので、このデバイスは実験程度にとどめましょう。
子どもたちの教材では、使用できない。(スタッフ対応が大変になるのと完全な対応が取れない)





使用説明動画

このボードは電流が多く流れるので、周辺装置(モーター等)を接続する場合は注意が必要です。
通常PCからのUSB給電では、誤動作を起こします。



















各ピンの役割

上の表以外に制約条件があります。以下の通りです。

  GPIO 34~39 ピンは出力には使えない(入力専用ピン)
  GPIO 0,2 ピンは回路的にブートモードの設定に利用されることがあり、実際ほぼこの通り使われていると考えます
  GPIO 1,3 ピンは回路的にUART通信(U0RXD、U0TXD)に利用されることがあり、実際ほぼこの通り使われていると考えます
  GPIO 12 は内蔵LDOの電圧設定に利用されることがある
  GPIO 15 はU0TXDピンのデバッグログの設定に利用されることがある
  Ethernet, SDIO, SPI, JTAG, UARTなどの高速信号は、パフォーマンス低下を回避するためにGPIOマトリクスを介さないで接続可能なものがあり、
  その場合は出力ピンが固定される
  GPIO 6~11 はESP-WROOM-32モジュール内部では既にFLASHメモリと接続されている

結果、問題なく入出力として使用できるGPIOピンは以下の通りです。

  GPIO 4、5、12、13、14、15、16、17、18、19、21、22、23、25、26、27、32、33(18ピン)