ESP32-DevKitCでの無線通信(双方向通信:ペリフェラル&セントラルのコネクション通信)


【 ESP32によるBLEペリフェラルとセントラルの作成 】
双方向のコネクション通信ができるペリフェラルとセントラルの基本をつくり、ジオラマ制御用へと修正していきます。
サンプルでは、計測データの送受信に加えて、受信応答の送信や、両デバイスのプッシュボタンによるシグナルデータの送受信とそれに対応した動作などを
組み込んでいます。

<セントラル側スケッチ>


<ペリフェラル側スケッチ>



左側がペリフェラル                            右側がセントラル
10秒ごとに安定して出力しています。                   受信側はデーター表示していません。


この基本スケッチで動作チェックを行い安定した動作を確認出来ればジオラマ鉄道、ジオラマ車向けスケッチに改造していきます。

<改造点>
1.スリープ機能削除、データー連続送信、受信の無限ループ、データー異常は再スキャン対応で止めない
2.異常発生用SWと表示用LEDを削除
3.異常シグナル(英文字1字)を、電池電圧レベル情報として置き換える(SIGNAL_ERROR/ACK/STOP/BLINK)
4.1:1を、1:5等複数端末対応とする(SERVICE_UUIDを5個準備)

(3)項についての追加説明
電池電圧を数値情報として送信するのは、難しいので記号でレベルとして送信(1文字の英文字として)します。
A : 5.5V-5.2V
B : 5.2V-5.0V
C : 5.0V-4.8V
D : 4.8V-4.6V
E : 4.6V-4.4V
F : 4.4V-4.2V
G : 4.2V-4.0V
H : 4.0V-3.8V
I : 3.8V-3.6V
J : 3.6V-3.4V
K : 3.4V-3.2V
L : 3.2V-3.0V
M : 3.0V-2.8V
N : 2.8V-2.6V
O : 2.6V-2.4V
P : 2.4V-2.2V
Q : 2.2V-2.0V
R : 2.0V-1.8V
S : 1.8V-1.6V
T : 1.6V以下