親機から TWE-LITE を TeraTarm 等でコマンドを手作業で個別に打つことも可能ですが、ジオラマの自動運転は出来ないのでプログラム運転を考える必要
出てきます。
従ってプログラムで制御できるように「Python3.*」と「pySerial」をインストールして、Windows10 ノートPCに同環境を作ります。
【 Pythonのインストール 】
https://www.python.org/downloads/
上記URLからダウンロードします。<Ver 3.8.5 :2020/08/23現在>
インストール時は、必ず「Add Python 3.8.5 To PATH」にチェックを入れましょう。
次に「pySerial」をインストールします。上記のPATHが通っていれば「pip」コマンドが使えます。
Windows の コマンドプロンプトから「pip install pyserial」でインストールします。
下記のコメントが出る時があります。
その時は「python -m pip install --upgrade pip」で「pip」をアップグレードしてから再度上記コマンドを打ってください。

一応、環境設定は終了です。
使用する上で不具合が無いか具体的にサンプルソフトを書いてテストしていきたいと思います。
ただ親機から子機にコマンドを打っても、子機にその対応機能が付いていないと反応が無いので、テスト用の子機を作る必要があります。
以前テスト用に作った子機(?)が見つかったので、これを使ってと思ったのですが回路図がどこに行ったのか不明で実物で回路を追うしかありません
頑張ってみます。
【 RaspberryPi3にPython環境設定 】
最終的な親機は、ノートPC(Windows10)ではなくRaspberryPiなので可能な限りRasPiでも取り組んでいきます。
RaspberryPiのOSは、Raspbian・Buster を使用します。
RaspberryPiのIPアドレスを固定(pi@192.168.1.200)して、別ノートPCからSSH接続しリモート制御します。
Raspbian・Busterには、すでに「Python3」はインストール済みです。また「PySerial」もインストール済みです。
もし「PySerial」がインストールされていなければ「sudo apt-get install python3-serial」でダウンロードしインストールできます。
<ここまでの課題>
1.IPアドレスが「172.24.1.1」といつも使用している「192.168.1.*」出なくなっている。<解決>
WiFiアイコンでマウス右クリックして表示されるメニューの上段にある「Wireless & Wired Network Settings」を選択します。
表示される「Network Preferences」「Configure : SSID/Extender-G-64C0」Automatically・・・のチェックboxを外す。
IPv4 Address:192.168.1.200/Router:192.168.1.254/DNS Servers:192.168.1.254 適用、閉じるで完了。<アドレス固定>
1.ファイルシステム等でのデスクトップ画面が瞬間表示で消える。
デスクトップに何か貼り付けようとしても瞬間表示されるが消える。
<解決策:OK>
アップグレードでpcmanfm(ファイルマネージャー)が保留になっているのが原因で下記コマンドで解決します。
sudo apt-get install pcmanfm
1.Ubuntu20.04からのSSHは動作が不安定(途中でキーを受け付けない)、フリーズ後自動で切断される。<Ubuntu18.04で運用>
Ubuntu18.04では、安定してSSH操作が可能
これで一応課題は解決したので、RaspberryPiで取り組んで行きたいと思います。
【 通信コマンドフォーマット説明 】
データ受信コマンドフォーマット と データ送信コマンドフォーマットは異なります。
<データ受信コマンド・フォーマット>

<データ送信コマンド・フォーマット>

送信する時は、上記フォーマットに従ってコマンドを載せて送信し、受信の場合は上記フォーマットの必要部分を切り出して使用します。
具体的には、次ページ以降で説明していきます。