ESP32-DevKitCを採用したのは、低消費電力動作(スリープモードでは数十μA程度)と無線機能(WiFi & Bluetooth)が搭載されいる事です。
プログラムは使い慣れているArduinoIDEで開発できることもうれしいです。
今回列車制御(将来バスロケでも使用)を、DCCから無線方式に切り替えるにあたり多くの評価テストが必要になってきます。
電源部分に関しては、前頁で評価しているので参考にしてください。
列車制御指令センターの相当するマスターマイコンから、各列車への指令内容は、
1.LED点灯消灯指令(前照灯、後方灯): ディジタル信号
2.モーター回転方向(前進、後退指令): ディジタル信号
3.モーター回転速度指令 : 数値4桁
4.サーボモーター角度指令(バスロケ用:予備機能) : 数値4桁
各列車からマスターマイコンへの情報発信は、
1.コンデンサ端子電圧(充放電状況) : 1桁+小数点1桁(Max:5.4V)
マスターマイコン自体が入手する情報は、
1.ホールセンサ情報(駅、路線位置情報)20カ所程度
2.駅入出ポイント切替用サーボ制御 : 2カ所
参考URL: http://marchan.e5.valueserver.jp/cabin/comp/jbox/arc212/doc21201.html
【 実験1:スレーブからの情報発信 】
温湿度センサDHT11をGPIO14ピンに接続、SWをGPIO32ピンに、LEDをGPIO25ピンに接続します。
プッシュボタンが押されたら異常事態という設定で、LEDが点滅して計測中断しスリープ状態に入る。





結果:シリアルモニター画面に計測、スリープに入る状態が表示されます。
